
ドローンは怖いものがありません。人間にはとても行けない場所へも行くことができます。
どんなに危険な場所でも、どんなに熱い場所でも恐れることなく飛び込んでいって、そして我々の期待通りに戻ってくるのです。
例えば韓国先端科学技術大学(KAIST)から発表された、建物の形状に沿って飛ぶドローン「ウォールクロウイングドローン」にも素晴らしい活躍を期待することができます。
このドローンは、もし火事が発生した場合、消防士が到着する前に、その建物の内部の状況などを調べておいてくれるのです。
耐火性に優れているからこそなせる技であり、なんと華氏1832度の温度の中でも一分間耐えることができます。
the Fireproof Aerial robot System(耐火性飛行ロボットシステム)通称「FAROS」は、超高層ビルでの火災のように、内部の状況把握が難しい環境での調査のためにデザインされました。
ドローンの飛行能力を活かして、障害物を回避したり、かわすことができます。
火を乗り越え、煙を突っ切って火事の元となっている部分を探し出すことで、消防士が建物の内部に入る前に詳細な情報を伝え、多くの命を救うことができるのです。